2007年 11月 23日
少し 絵付けのコト。 |
私は、何かと好きで、焼き物に 「絵付け」 をします。
気持ちに素直に楽しむと、どんどん加飾してしまうのです。
無地の様な物もあっていい。
でも、
思いっきり文様が施してあるのもあっていい。
そう思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
浅野陽先生は、ある本の中で、
「模様というのは絵でも字でも点でもいいんです。それは作者の想いです。
・・・(途中省略)・・・
とにかく作り手の今の気分をすみやかに表現できるのが模様なのです。」
と語っていました。そして、
「加飾は自由奔放に!」
それから、
ある種、浅野先生と対照的な仕事をした加藤唐九郎は、
「あまり考えて描かん方がいい。
触ったところから描いていって絵の具がなくなったところで終わればいい。
絵をよく知っているものが描くよりも、
絵を知らないものが無理に描いたほうが面白いものだ。」
と、やはり別のある本の中で語っています。
それぞれの作陶人生の中から、見つけた一つの考え。
どちらも、正しい言葉だと思います。
何故、突然こんな話題をしているかというと、
先日、陶芸雑誌の編集部の方がやってきて、
「アマチュア陶芸家で絵付けを苦手にしている人が多いようですが、
楽しくやれる方法を教えてもらえませんか?教室ではどのように教えていますか?」
・・・と言うような質問やら相談をされたからです。
確かにそうなんですよね。
「粘土で形を作るのが苦手。」と言う方は少ないですが、
「絵付けが苦手。」と言う方はすごく多いように思います。

絵自体が苦手 或いは 嫌い。
又、筆が苦手。
・・・各々理由はあると思います。
それに、
陶芸=粘土細工×火遊び ・・・ みたいなモノだから無理もありません。
でも、作り続けてくると、いろいろなコトをしたくなってくるというモノ。
絵付けのある焼き物も無い焼き物も それぞれ面白いもの。
ですから、絵付けの面白さも知ってもらいたくなります。

粘土で形作る時だって・・・たとえば湯呑一つ作るのは大変で
何回も失敗しながら作るのと同じように、
絵付けも、何回も描いてみればいいと思うのです。
だんだん想いに近くなる。
しかもそれは、苦しみながらするのではなく、楽しみながら出来たらすごくいいなぁと。
「苦手です。」と断言している方に、どうこの面白さを伝えるか・・・。
私は教室で、よく言います。
「だまされたと思って、点一つ、線一本、ひいてみよう。」
そして、もう一つ、
「なにも図鑑の絵を描く、写真のように描くのが目的ではないのですから、
上手に描かなきゃいけないなんて思う事無いんですよ。」

筆じゃなくても絵付けは出来ます。
いろいろな方法体験するといいですよね。
もちろん、筆もとても魅力なモノです。
いろいろな形と太さの筆があり、それを使ってみるだけでも楽しみはどんどん増えます。
粘土遊び、お絵かき、火遊び・・・楽しいコトばかり。
・・・こんな想いを改めてどう伝えたら分かりやすいのか、考える一日でした。

(ちなみに今回、上の点や線に使った筆は、この4種です。)
気持ちに素直に楽しむと、どんどん加飾してしまうのです。
無地の様な物もあっていい。
でも、
思いっきり文様が施してあるのもあっていい。
そう思っています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
浅野陽先生は、ある本の中で、
「模様というのは絵でも字でも点でもいいんです。それは作者の想いです。
・・・(途中省略)・・・
とにかく作り手の今の気分をすみやかに表現できるのが模様なのです。」
と語っていました。そして、
「加飾は自由奔放に!」
それから、
ある種、浅野先生と対照的な仕事をした加藤唐九郎は、
「あまり考えて描かん方がいい。
触ったところから描いていって絵の具がなくなったところで終わればいい。
絵をよく知っているものが描くよりも、
絵を知らないものが無理に描いたほうが面白いものだ。」
と、やはり別のある本の中で語っています。
それぞれの作陶人生の中から、見つけた一つの考え。
どちらも、正しい言葉だと思います。
何故、突然こんな話題をしているかというと、
先日、陶芸雑誌の編集部の方がやってきて、
「アマチュア陶芸家で絵付けを苦手にしている人が多いようですが、
楽しくやれる方法を教えてもらえませんか?教室ではどのように教えていますか?」
・・・と言うような質問やら相談をされたからです。
確かにそうなんですよね。
「粘土で形を作るのが苦手。」と言う方は少ないですが、
「絵付けが苦手。」と言う方はすごく多いように思います。

絵自体が苦手 或いは 嫌い。
又、筆が苦手。
・・・各々理由はあると思います。
それに、
陶芸=粘土細工×火遊び ・・・ みたいなモノだから無理もありません。
でも、作り続けてくると、いろいろなコトをしたくなってくるというモノ。
絵付けのある焼き物も無い焼き物も それぞれ面白いもの。
ですから、絵付けの面白さも知ってもらいたくなります。

粘土で形作る時だって・・・たとえば湯呑一つ作るのは大変で
何回も失敗しながら作るのと同じように、
絵付けも、何回も描いてみればいいと思うのです。
だんだん想いに近くなる。
しかもそれは、苦しみながらするのではなく、楽しみながら出来たらすごくいいなぁと。
「苦手です。」と断言している方に、どうこの面白さを伝えるか・・・。
私は教室で、よく言います。
「だまされたと思って、点一つ、線一本、ひいてみよう。」
そして、もう一つ、
「なにも図鑑の絵を描く、写真のように描くのが目的ではないのですから、
上手に描かなきゃいけないなんて思う事無いんですよ。」

筆じゃなくても絵付けは出来ます。
いろいろな方法体験するといいですよね。
もちろん、筆もとても魅力なモノです。
いろいろな形と太さの筆があり、それを使ってみるだけでも楽しみはどんどん増えます。
粘土遊び、お絵かき、火遊び・・・楽しいコトばかり。
・・・こんな想いを改めてどう伝えたら分かりやすいのか、考える一日でした。

(ちなみに今回、上の点や線に使った筆は、この4種です。)
by ikkannet
| 2007-11-23 00:15

