2007年 08月 05日
テーブルを彩る秋の器 |
「炎芸術」(阿部出版)という雑誌があります。
私が学生の頃、創刊されて以来続いている陶芸専門誌。
創刊25周年を迎えて、この新刊91号より、
「見て・買って・作って・陶芸を楽しむ」・・・そんなテーマで構成する
陶芸総合誌としてリニューアルされました。
もっと多くの陶芸愛好家に読んでもらえる雑誌にしていこうと言う事らしいです。
「創られた器を使っている料理屋さんを、紹介していただけませんか?」
6月頃、編集部から電話がありました。
リニューアルの話やら雑誌の今後の方針を伺いながら、
作家モノの器を使う・・・そんなテーマの記事の第一弾に私の器を使いたいと言う話。
「そういうテーマだったら、フランス料理やさんは如何でしょう。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紹介した後は、作家はノータッチ。
私も楽しみにしていた 編集部と料理屋さんで作られたその記事は、
それはそれは、恥ずかしい程に素晴らしく、惹き立てて頂いた文章でした。
(これで、炎芸術の信頼を落とさねばいいが・・・(笑)
とても、有り難い限り・・・。
この記事に泥を塗らぬよう、これからも精進を重ねなければなりません。
その記事は、
「陶芸のある暮らし 四季の陶芸 第1回 テーブルを彩る秋の器」 (P108~111) です。
週明けから、本屋さんに並ぶそうです。
もし宜しければ ご覧下さいませ。
(ちなみに表紙右下にある角皿は、私の作品です。)
実は先日、画廊から連絡がありました。
「ゲラずりを、ご覧になっていないのですか?」
「今回の記事には、僕は、関わらなくていいようですよ。」
ゲラを見て、なんとなく不安に思ったらしく電話されてきたのです。
・・・結局、メールでデータを送られてきました。
見てビックリ。
「作品の正面が違う・・・。」
有りがちなのですけれど ね。
それにしても、ほとんどの作品の方向が違うのです。
一箇所だけ写真の方向を変えれるが、
撮影しなおす時間が無いということで、
今回他は OKにしてみました。
なぜなら、記事の中に、素晴らしい文章を見つけたからです。
『・・・使い方を決めるのは、作家ではなく、使い手自身なのだ。・・・』
・・・出来上がりを見ると、
一箇所だけ方向を変えたその写真が、ものすごく不自然。
ホントにただ回転させただけ。
その上、その写真は表紙に使われ、それは、違う方向のまま。
まぁ、それならその方が写真的には自然です。
私には違和感ですが(苦笑)。
ん?結局正しい方向が分からない??
これが、作家の思っている正しい方向です(笑)。
・・・いろいろ あるものですね。
私が学生の頃、創刊されて以来続いている陶芸専門誌。
創刊25周年を迎えて、この新刊91号より、
「見て・買って・作って・陶芸を楽しむ」・・・そんなテーマで構成する
陶芸総合誌としてリニューアルされました。
もっと多くの陶芸愛好家に読んでもらえる雑誌にしていこうと言う事らしいです。
「創られた器を使っている料理屋さんを、紹介していただけませんか?」
6月頃、編集部から電話がありました。
リニューアルの話やら雑誌の今後の方針を伺いながら、
作家モノの器を使う・・・そんなテーマの記事の第一弾に私の器を使いたいと言う話。
「そういうテーマだったら、フランス料理やさんは如何でしょう。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
紹介した後は、作家はノータッチ。
私も楽しみにしていた 編集部と料理屋さんで作られたその記事は、
それはそれは、恥ずかしい程に素晴らしく、惹き立てて頂いた文章でした。
(これで、炎芸術の信頼を落とさねばいいが・・・(笑)
とても、有り難い限り・・・。
この記事に泥を塗らぬよう、これからも精進を重ねなければなりません。
その記事は、
「陶芸のある暮らし 四季の陶芸 第1回 テーブルを彩る秋の器」 (P108~111) です。
週明けから、本屋さんに並ぶそうです。
もし宜しければ ご覧下さいませ。
実は先日、画廊から連絡がありました。
「ゲラずりを、ご覧になっていないのですか?」
「今回の記事には、僕は、関わらなくていいようですよ。」
ゲラを見て、なんとなく不安に思ったらしく電話されてきたのです。
・・・結局、メールでデータを送られてきました。
見てビックリ。
「作品の正面が違う・・・。」
有りがちなのですけれど ね。
それにしても、ほとんどの作品の方向が違うのです。
一箇所だけ写真の方向を変えれるが、
撮影しなおす時間が無いということで、
今回他は OKにしてみました。
なぜなら、記事の中に、素晴らしい文章を見つけたからです。
『・・・使い方を決めるのは、作家ではなく、使い手自身なのだ。・・・』
一箇所だけ方向を変えたその写真が、ものすごく不自然。
ホントにただ回転させただけ。
その上、その写真は表紙に使われ、それは、違う方向のまま。
まぁ、それならその方が写真的には自然です。
私には違和感ですが(苦笑)。
ん?結局正しい方向が分からない??
これが、作家の思っている正しい方向です(笑)。
・・・いろいろ あるものですね。
by ikkannet
| 2007-08-05 15:10
| 私の仕事