2007年 05月 16日
技法書 「陶芸の技法」 |
先週末、東京の工房に行ったら 「炎芸術」 という陶芸雑誌の新刊がありました。
その中の特集の一つに、田村耕一先生の話がありました。
なんか、やはり懐かしくなりました。
そういえば、
先日の個展の時に見に来てくださったその雑誌の編集長さんが、
田村先生の事でいくつか確認したいと 質問された事を思い出しました。
「この特集の為だったんだ・・・。」
このブログでも以前少し記事(06/3/22) にした事がありましたが、
・・・田村先生、素敵な先生でした。
今、顔を上げると 本棚に、「陶芸の技法」(雄山閣出版)という本があります。
先生の書いた素晴らしい陶芸技法書です。
先生の言葉で、先生のイラストで、とても実感ある本です。
ちなみに、私が持っているものは、昭和47年発行の物。
今は、新装版が出ていると思います。
その本の「あとがき」中に、私の考え方の後押しをしてくれている一節があります。
「 私は今まで、私なりの焼物を造りたいと、
ただそれだけを願って製作してきた。
そのためには、
歴史や古い陶器にも興味をもった。
しかし、
その古い陶器に魅せられても、
とりこにだけは なりたくないと思いつづけている。
技法等についても、
これら古陶磁器には とりわけ学ぶべきものが多く、
一応知りたいと思うが、
その後は自分にたちもどる。
そして覚えたものの何分の一かが 自分のやる仕事になる。
無理をせず、自分なりのやりやすいものであれば、
そこに、おのずからその作者の人間が表現されるように思う。・・・」
いろいろな作品に刺激を受けた時、ふと思い出すこの言葉です。
ああ、また田村先生の声を聞きたいなぁ・・・。
陶芸技法書と言えば、3月、個展直前の最後の追い込みの頃、
東京の工房に電話が入っていました。
私が、6年前に書いた技法書 「陶芸入門コツのコツ」 が、また再版になったと。
ありがたい事です。
これで、計2万6000冊も、作られることになる・・・。
世の中に、そんなにあるなんて・・・そんなに多くの人の目にふれるなんて、
なんか考えていたら感激してきました。
嬉しいことです!
これからも、新たに陶芸を始められる皆さんに 少しでも お力になれますように。。。
その中の特集の一つに、田村耕一先生の話がありました。
なんか、やはり懐かしくなりました。
そういえば、
先日の個展の時に見に来てくださったその雑誌の編集長さんが、
田村先生の事でいくつか確認したいと 質問された事を思い出しました。
「この特集の為だったんだ・・・。」
このブログでも以前少し記事(06/3/22) にした事がありましたが、
・・・田村先生、素敵な先生でした。
今、顔を上げると 本棚に、「陶芸の技法」(雄山閣出版)という本があります。
先生の書いた素晴らしい陶芸技法書です。
先生の言葉で、先生のイラストで、とても実感ある本です。
今は、新装版が出ていると思います。
その本の「あとがき」中に、私の考え方の後押しをしてくれている一節があります。
「 私は今まで、私なりの焼物を造りたいと、
ただそれだけを願って製作してきた。
そのためには、
歴史や古い陶器にも興味をもった。
しかし、
その古い陶器に魅せられても、
とりこにだけは なりたくないと思いつづけている。
技法等についても、
これら古陶磁器には とりわけ学ぶべきものが多く、
一応知りたいと思うが、
その後は自分にたちもどる。
そして覚えたものの何分の一かが 自分のやる仕事になる。
無理をせず、自分なりのやりやすいものであれば、
そこに、おのずからその作者の人間が表現されるように思う。・・・」
いろいろな作品に刺激を受けた時、ふと思い出すこの言葉です。
ああ、また田村先生の声を聞きたいなぁ・・・。
陶芸技法書と言えば、3月、個展直前の最後の追い込みの頃、
東京の工房に電話が入っていました。
私が、6年前に書いた技法書 「陶芸入門コツのコツ」 が、また再版になったと。
ありがたい事です。
これで、計2万6000冊も、作られることになる・・・。
世の中に、そんなにあるなんて・・・そんなに多くの人の目にふれるなんて、
なんか考えていたら感激してきました。
嬉しいことです!
これからも、新たに陶芸を始められる皆さんに 少しでも お力になれますように。。。
by ikkannet
| 2007-05-16 00:37
| 陶芸工房一閑