2011年 08月 05日
展覧会めぐり。 |
先日日曜日、
夏休みで東京に出て来ていた下の娘と
展覧会めぐり。
「せっかく東京に来たのだからね。」と
中学生娘を連れ歩いた所は
国立西洋美術館から東京国際フォーラムやらと
ちょっと特殊な所なのでした(笑)。
「原宿や109はお母さんと行きな。」
「え~っ!」
「そこに お父さんと行ってもなぁ。
それに雨が降りそうだけど原宿雨での人混みはびしょぬれだよ。」
「・・・そうかぁ・・・。」
・・・お父さん相手に諦めなのか、
この日は珍しく素直に観念して応じます。
さて まずは、国立西洋美術館。

『大英博物館 古代ギリシャ展』
有名なギリシャ彫刻が沢山展示されています。
あれだけ肉体美を求めたヨーロッパの文化に触れ、考えるいい機会。
彫刻は、基本、ギリシャ神話・・・オリュンポス山の神々の姿を創られているのであり
それに数々の壺には、その神々にまつわる物語が描かれています。
娘とその名前を確認しながら鑑賞を始めました。
「ゼウス・・・神々の中の王様かぁ。これはブロンズだね。」
「ディオニュソス(バッコス)・・・酒の神様かぁ・・・ふむふむ。これは大理石。」
「壺の絵、線彫りが細いね。この葡萄の書き方面白いね。」
・・・こんな感じでまわり始めたのですが、
「お父さん、これどういうコト?」
「えーとね・・・ゼウスは本当の奥さんセラとは別の女性との間に子供を作っちゃってね・・・
それがヘラクレスで、本当の奥さんヘラは、それが面白くなく、ヘラクレス赤ちゃんの時に
ヘビを揺り籠に入れちゃって、でも怪力ヘラクレスはそのヘビを握りつぶしたらしい。
ヘラクレスが成人になってもヘラはまだ憎しみ続けていて・・・」
・・・なんて、説明しているうちに、
神々の王様は軽く浮気はするし、それを永遠に憎しみ続ける女神の女王。
この神々はなんて人間臭いのだろう。
そもそも神とはどういう存在なのだろう・・・なんて思ったり。
娘の理解もどんどん「?」になっていきます。
ならば、彫刻の作りそのものの話題で話を進めようと
「石なのにこんなに柔らかい感じのお尻をつくるなんてすごいね。
なんで柔らかく見えるのかな。」
・・・なんて感じに。
でも、
「何かイヤ。何で、裸ばかりなの。変。暖かい所なの?洋服買えないの?」
・・・肉体の美しさというものの理解は、
実は私も乏しく上手く説明はできません。
「そうなんだよね・・・そうだな。ロシアの北の方だったらこんな彫刻無かったね。」
まぁまぁそんな感じでもタップリ2時間30分の鑑賞時間。
「テラコッタと大理石、見分けれるよ。」
・・・と最後の方で言った彼女にとってはどんな刺激だったのだろう。
ちなみに私は、
2000年以上前に、まだ電気も・・・もちろん写真も無い・・・そんな時代に
あれだけの物を作り上げていた事実に衝撃。
人間の「物」を観察する、そして表現する力に改めて感動すると同時に
電気が無ければ始まらないような自分の貧相さを反省をしていたのでした。
好き嫌いを別にして、あの柔らかそうなお尻の表現はすごいのです。
好き嫌いを別にして、あの壷の絵付けの黒と赤茶と極細線描きによる表現はすごいのです。
もっと、落ち着いて「物」を観なければ・・・。
その次は有楽町へ。
駅から見えた中華料理屋で腹ごしらえして・・・

窓から見える新幹線。これが落ちるなんて想像できない。
いろんな所で安全を信じて生きていることを何気なく自覚。
東京国際フォーラムへ。

震災で延期になっていた 『東京アートフェア』 です。
今度は一気に現代のアートシーンを。
実は、harunohitujiさんのお母さん(書道家)が出品されているので
その関係で、招待券を頂いていたのでした。
「ありがとうございます。」
お母さんの作品、想像していたより色鮮やかな作が並び、ちょっと意外でした。
あの会場内で、同系統の物が無く、主張の仕方で面白い展開が出来るな・・・
そんな事を勝手に感じていました。
招待券持ってても 40分近く並んだ後、やっと入場できた会場内。
人、人、人・・・と、すごい熱気。
かなり人気のあるイベントです。
娘と「とりあえず全部見るぞ」と会場地図を片手に歩き出したものの
もの凄い数の作品にだんだん頭はボンヤリ。
分かってはいるのですが
それにしても多くのいろんな作家がいるものです。
それぞれに求める世界は違うかもしれませんが・・・
満足を目指している事は同じ。
新鮮かマンネリか・・・感じることもあるけれど
尽き果てぬ創作意欲は凄い。
よっしゃー俺も創るぞ!と気分盛り上がるその横で
「なんだか気持ち悪いのとか多い・・・」
・・・と、娘。
さすがにだいぶ疲れてきた様子。
それでも、全てのブースを制覇。
ベンチで一休みして・・・
「この後どこ行くの?」
・・・そうです、この日の展覧会めぐりはまだまだ続きます。
このあと、三越やら銀座やら・・・さすがに私も足が棒になりました。。。
夏休みで東京に出て来ていた下の娘と
展覧会めぐり。
「せっかく東京に来たのだからね。」と
中学生娘を連れ歩いた所は
国立西洋美術館から東京国際フォーラムやらと
ちょっと特殊な所なのでした(笑)。
「原宿や109はお母さんと行きな。」
「え~っ!」
「そこに お父さんと行ってもなぁ。
それに雨が降りそうだけど原宿雨での人混みはびしょぬれだよ。」
「・・・そうかぁ・・・。」
・・・お父さん相手に諦めなのか、
この日は珍しく素直に観念して応じます。
さて まずは、国立西洋美術館。

『大英博物館 古代ギリシャ展』
有名なギリシャ彫刻が沢山展示されています。
あれだけ肉体美を求めたヨーロッパの文化に触れ、考えるいい機会。
彫刻は、基本、ギリシャ神話・・・オリュンポス山の神々の姿を創られているのであり
それに数々の壺には、その神々にまつわる物語が描かれています。
娘とその名前を確認しながら鑑賞を始めました。
「ゼウス・・・神々の中の王様かぁ。これはブロンズだね。」
「ディオニュソス(バッコス)・・・酒の神様かぁ・・・ふむふむ。これは大理石。」
「壺の絵、線彫りが細いね。この葡萄の書き方面白いね。」
・・・こんな感じでまわり始めたのですが、
「お父さん、これどういうコト?」
「えーとね・・・ゼウスは本当の奥さんセラとは別の女性との間に子供を作っちゃってね・・・
それがヘラクレスで、本当の奥さんヘラは、それが面白くなく、ヘラクレス赤ちゃんの時に
ヘビを揺り籠に入れちゃって、でも怪力ヘラクレスはそのヘビを握りつぶしたらしい。
ヘラクレスが成人になってもヘラはまだ憎しみ続けていて・・・」
・・・なんて、説明しているうちに、
神々の王様は軽く浮気はするし、それを永遠に憎しみ続ける女神の女王。
この神々はなんて人間臭いのだろう。
そもそも神とはどういう存在なのだろう・・・なんて思ったり。
娘の理解もどんどん「?」になっていきます。
ならば、彫刻の作りそのものの話題で話を進めようと
「石なのにこんなに柔らかい感じのお尻をつくるなんてすごいね。
なんで柔らかく見えるのかな。」
・・・なんて感じに。
でも、
「何かイヤ。何で、裸ばかりなの。変。暖かい所なの?洋服買えないの?」
・・・肉体の美しさというものの理解は、
実は私も乏しく上手く説明はできません。
「そうなんだよね・・・そうだな。ロシアの北の方だったらこんな彫刻無かったね。」
まぁまぁそんな感じでもタップリ2時間30分の鑑賞時間。
「テラコッタと大理石、見分けれるよ。」
・・・と最後の方で言った彼女にとってはどんな刺激だったのだろう。
ちなみに私は、
2000年以上前に、まだ電気も・・・もちろん写真も無い・・・そんな時代に
あれだけの物を作り上げていた事実に衝撃。
人間の「物」を観察する、そして表現する力に改めて感動すると同時に
電気が無ければ始まらないような自分の貧相さを反省をしていたのでした。
好き嫌いを別にして、あの柔らかそうなお尻の表現はすごいのです。
好き嫌いを別にして、あの壷の絵付けの黒と赤茶と極細線描きによる表現はすごいのです。
もっと、落ち着いて「物」を観なければ・・・。
その次は有楽町へ。
駅から見えた中華料理屋で腹ごしらえして・・・

窓から見える新幹線。これが落ちるなんて想像できない。
いろんな所で安全を信じて生きていることを何気なく自覚。
東京国際フォーラムへ。

震災で延期になっていた 『東京アートフェア』 です。
今度は一気に現代のアートシーンを。
実は、harunohitujiさんのお母さん(書道家)が出品されているので
その関係で、招待券を頂いていたのでした。
「ありがとうございます。」
お母さんの作品、想像していたより色鮮やかな作が並び、ちょっと意外でした。
あの会場内で、同系統の物が無く、主張の仕方で面白い展開が出来るな・・・
そんな事を勝手に感じていました。
招待券持ってても 40分近く並んだ後、やっと入場できた会場内。
人、人、人・・・と、すごい熱気。
かなり人気のあるイベントです。
娘と「とりあえず全部見るぞ」と会場地図を片手に歩き出したものの
もの凄い数の作品にだんだん頭はボンヤリ。
分かってはいるのですが
それにしても多くのいろんな作家がいるものです。
それぞれに求める世界は違うかもしれませんが・・・
満足を目指している事は同じ。
新鮮かマンネリか・・・感じることもあるけれど
尽き果てぬ創作意欲は凄い。
よっしゃー俺も創るぞ!と気分盛り上がるその横で
「なんだか気持ち悪いのとか多い・・・」
・・・と、娘。
さすがにだいぶ疲れてきた様子。
それでも、全てのブースを制覇。
ベンチで一休みして・・・
「この後どこ行くの?」
・・・そうです、この日の展覧会めぐりはまだまだ続きます。
このあと、三越やら銀座やら・・・さすがに私も足が棒になりました。。。
by ikkannet
| 2011-08-05 00:55
| 展覧会

