2007年 08月 22日
今年の入落発表。 |
昨日、第54回 日本伝統工芸展という公募展の入選発表がありました。
今年は、例年に比べ、搬入が早かったのですが、
発表もそれに合わせ、だいぶ早くなっていました。
その事に気付いたのが、つい先日。
ずーっと何年間も9月1日発表・・・みたいな感じだったので、
この時期に結果が出ているのが不思議です。
今年の搬入の日の夜、日本橋で数人の出品作家と飲んだのですが、
その飲みながらの話の中で、
今回の日本伝統工芸展の懇親会の2次会の店をどこにしようかという話題も出て、
「それにしても、今年の出品点数は特に多い様子だから、危ないな・・・。」
「まっ、これだけいれば誰か入選するだろう。入選した人が2次会の係りになるんだぞ。」
・・・東日本支部の幹事クラスのメンバーたちでも、冗談とも言い切れない
こんな不安になってしまう展覧会なんです。
そんな心境なのに、2次会の心配をしているのも おかしな話みたいですが、
責任感じる立場は、大変なものです(笑)。
・・・という どうでもいい前置きは さて置き、結果は、
おかげ様で、入選する事ができました。
嬉しさと少し安堵の気持ちと。
入選作品は、「蓮図平鉢」。
本展に蓮の文様を出品するのは、久しぶりです。
少し気分変わって、上から見た景色気分を表現しました。
わさわさ揺れている大きな葉。
その合間から見え隠れする花と蕾。
見え隠れ・・・する中でも感じる たっぷりと大きなその存在が、
すごく気持ちよかったのです。
例によって、作品の写真はありません。
これが、最終の図案です。
少しフチが揺れている平鉢。
花は、赤絵で線描きではなく面を彩色しています。
葉は、今回は線描きのみで表現。
花や蕾をより効果的に見せるために、やってみたのですが、どうでしょうか。
焼き上がりをじっくり見る時間が無く、自分でも効果の程はよく分かっていません(笑)。
それから、
今年は、2点出品し、1点は落選しています。
その作品は、「紫陽花図長角皿」。
どちらかと言うと、こちらの方を期待していたのですが、ダメでした。
どういう訳か、いつも期待する方が ダメです(笑)。
「公募展には、少し弱いモチーフじゃないか?」なんて助言もらったりして、
確かに、そういうこともあるのかもしれません。・・・が、
傾向と対策を考えるより、展覧会にとらわれず、その時に作りたい物を作って出品する
・・・そんな自然体を良しとする青臭い考えの人間なので、
なかなか難しかったりします。
そういう普段の作品を、第三者にどう見てもらえるのか・・・
そこが、公募展に出す一番の目的ではあるので、
落ちるも受かるも、素直に受け止めるしかないのですが・・・。
この作品、できれば、この秋の個展に展示する予定です。
今年は、例年に比べ、搬入が早かったのですが、
発表もそれに合わせ、だいぶ早くなっていました。
その事に気付いたのが、つい先日。
ずーっと何年間も9月1日発表・・・みたいな感じだったので、
この時期に結果が出ているのが不思議です。
今年の搬入の日の夜、日本橋で数人の出品作家と飲んだのですが、
その飲みながらの話の中で、
今回の日本伝統工芸展の懇親会の2次会の店をどこにしようかという話題も出て、
「それにしても、今年の出品点数は特に多い様子だから、危ないな・・・。」
「まっ、これだけいれば誰か入選するだろう。入選した人が2次会の係りになるんだぞ。」
・・・東日本支部の幹事クラスのメンバーたちでも、冗談とも言い切れない
こんな不安になってしまう展覧会なんです。
そんな心境なのに、2次会の心配をしているのも おかしな話みたいですが、
責任感じる立場は、大変なものです(笑)。
・・・という どうでもいい前置きは さて置き、結果は、
おかげ様で、入選する事ができました。
嬉しさと少し安堵の気持ちと。
入選作品は、「蓮図平鉢」。
本展に蓮の文様を出品するのは、久しぶりです。
少し気分変わって、上から見た景色気分を表現しました。
わさわさ揺れている大きな葉。
その合間から見え隠れする花と蕾。
見え隠れ・・・する中でも感じる たっぷりと大きなその存在が、
すごく気持ちよかったのです。
例によって、作品の写真はありません。
これが、最終の図案です。
少しフチが揺れている平鉢。
花は、赤絵で線描きではなく面を彩色しています。
葉は、今回は線描きのみで表現。
花や蕾をより効果的に見せるために、やってみたのですが、どうでしょうか。
焼き上がりをじっくり見る時間が無く、自分でも効果の程はよく分かっていません(笑)。
それから、
今年は、2点出品し、1点は落選しています。
その作品は、「紫陽花図長角皿」。
どちらかと言うと、こちらの方を期待していたのですが、ダメでした。
どういう訳か、いつも期待する方が ダメです(笑)。
「公募展には、少し弱いモチーフじゃないか?」なんて助言もらったりして、
確かに、そういうこともあるのかもしれません。・・・が、
傾向と対策を考えるより、展覧会にとらわれず、その時に作りたい物を作って出品する
・・・そんな自然体を良しとする青臭い考えの人間なので、
なかなか難しかったりします。
そういう普段の作品を、第三者にどう見てもらえるのか・・・
そこが、公募展に出す一番の目的ではあるので、
落ちるも受かるも、素直に受け止めるしかないのですが・・・。
この作品、できれば、この秋の個展に展示する予定です。
by ikkannet
| 2007-08-22 10:35
| 私の仕事